仕事内容

人々の「心」に残る仕事

観光バスの仕事は、お客様への心遣いで楽しい「思い出」作りをお手伝いできる、やりがいのある仕事です。
車体の揺れをできるだけ無くす、景色の良い道を選ぶなど、安全にお客様を目的地にお届けすることはもちろん、 「楽しい旅行を演出する」という役割もあります。
自社商品の「ながら会ツアー」や社員旅行・遠足など、ご利用いただくお客様は岐阜地域の方が中心です。時にはお客様と一緒に、桜や紅葉など四季折々の良い景色を楽しめることも魅力の一つです。

観光バス乗務の1日

  • 出勤

    自宅から出勤します。宿泊乗務の場合は、ホテルまたは乗務員宿泊場所からの出勤になります。個人専用ロッカーがありますので、地図やその他の持ち物を入れておけます。
  • 運転免許証確認・アルコールチェック

    運転免許証確認後、呼気中のアルコール濃度を計測します。当然ゼロでないと運転できません。
    「飲酒禁止」とは言いませんが、仕事に影響しないよう配慮することも運転士の仕事の一部です。宿泊地ではモバイル式アルコール検知器でチェック。宿泊地では一切の飲酒を禁止しています。「絶対に飲まない」という強い意志で翌日の乗務に備えてください。
  • 車両点検

    その日乗務する車両を法定項目に従って点検します。
    タイヤの空気圧、オイルの点検、灯火の確認など、お客様の安全、快適に関わることですから念入りに点検します。
    万が一異常が見つかった場合は管理者に報告します。
  • 始業点呼

    その日一日の仕事内容を管理者と一緒に確認します。配車場所への注意事項や道路状況等、運行上の注意事項の伝達があります。また健康状態や身だしなみのチェック、その日の重点目標や確認事項を称呼し出発します。
  • いよいよ旅行に出発

    お客様をお迎えし、ちょっと照れながらお客様に挨拶後、いよいよ旅行に出発です。新人のうちは先輩のバスの後ろに付いて、連れて行ってもらうことから始まります。
    乗組みのガイドさんと協力して(ワンマン運行もあります)楽しい旅行になるよう努めます。運転士の仕事は安全第一、運転中はもとより駐車場内でも事故のないよう細心の注意を払います。
    緊張の乗務の中、休憩や昼食はホッとできる唯一の時間です。
    たまには泊まりで"温泉でゆっくり"もあります。一日の旅行を無事終了し、お客様とお別れ。「ありがとう」と言われて一日の疲れも吹っ飛びます。
  • 入庫(車両清掃・給油・終業点呼)

    入庫後は給油とバスの点検後、洗車をして明日の仕事に
    備えます。
    終業点呼を受け、今日一日の報告や車両の不具合等があれば報告します。一日の終わりにもアルコールチェックをします。
  • 明日の勤務の確認

    観光バス運転士は基本的に毎日違ったコースを走ります。コース表にそって配車場所への道順や進入経路、旅先のホテルや見学地の場所の予習をします。ここで頼りになるのが指導運転士や先輩です。バス運転士ならではのルート取り、見学地への進入経路や道路の特性などを親切丁寧に教えてくれます。
    明日の出勤時間を確認して一日終了!お疲れ様でした!