「お客様に喜んでいただきたい」
という気持ちがあったから
続けてこられました。
-
2016年入社 運転士 ＜路線バス＞
福井FUKUI
- 岐阜バスに入社したきっかけは？
-
運転も好きで、大型免許も活かせると思いました。
前の会社にいた頃に、将来役に立つかもしれないと考えて、会社に勤めながら教習所に通って大型免許や牽引免許を取得しました。元々車のことも運転も好きで、大型車も運転してみたいなーと思っていたんです。
通勤に時間がかかっていたこともあって転職を考えインターネットで調べていたら、「岐阜バスの求人サイト」のバナーが出てきたんです。岐阜バスといえば赤いバス。小学校の遠足で乗っていたので親しみを感じていましたし、大型免許も活かせると思い応募しました。
- 実際に路線バスを運転していかがでしたか？
-
最初は毎日いっぱいいっぱい…誰もが同じような経験をしている。
最初の頃は、運転に慣れること、道やバス停の位置や接客など覚えることがたくさんあって、毎日いっぱいいっぱいでした。先輩のようにブレーキがゆっくりで優しい運転ができないもどかしさにブルーになったり。今思えば、初めから思い通りにできる仕事なんてないのに、理想と現実とのギャップで落ち込んだりしていました。
その点、所属している営業所は運転士同士が顔を合わせる機会が多く、話もしやすい良い環境でした。皆さん同じような経験をしているもので、相談すると励まされたり具体的な対策を教えてもらったりとても助けられました。また、普段からいろんな情報共有ができ、些細なことも事前に知っておくことが安全運行につながっています。
- 仕事のやりがいや喜びを教えてください。
-
お客様の反応ですぐに評価がわかり、喜びややりがいにもなります。
この仕事は、自分の仕事への評価がお客様の反応ですぐにわかります。「ありがとう」と言っていただけるとやっぱり嬉しいですし、悪い評価は厳しい反面やりがいにもなります。また、コミュニティバスを運行することもありますが、年配の方や夏休みには子どもたちが乗ってきて、地域の方々の足を担っていることを実感します。顔馴染みになった方は、声をかけてくださってちょっと照れくさかったりしますが、信頼して親しみを持って待っていてくださっていることはありがたく思います。
一度、家族を職場に招待できる「ファミリーデイ」という行事で、自分が運転するバスに妻や子どもたちを乗せて走ったことがありました。家族がとても喜んでくれて、とてもいい思い出になっています。
- 岐阜バスの運転士を目指す方へのメッセージを。
-
最初から思い通りにできる人はいません。大切なのは向上心を持って取り組むこと。
この仕事に大切なことは向上心を持って取り組むことだと思います。最初から思い通りにできる人なんていません。入社して7年経った今は、落ち着いた対応ができるようになりましたが、それでもまだまだだと思っています。ミスをしたり落ち込んだりしながらも、お客様からの「ありがとう」という言葉を励みにして、「お客様に喜んでもらいたい」「笑顔で降りていただきたい」「もっと運転が上手くなりたい」という気持ちを持ち続けられたから、やってこられたんだと思います。ぜひ、一緒にがんばっていきましょう。
